スポーツバイオメカニクス MatlabとOpenSIM

スポーツバイオメカニクスの分析によく用いられるMatlabとOpenSIMの使用に関する備忘録

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

角度の算出 —atan2—

前回はacosを使った余弦定理を用いた角度算出方法を紹介しました。今回はatan2を使った正接の角度算出方法を紹介します。前回は2つのベクトルのなす角の求め方でしたが、今回は1つのベクトルのある平面内のひとつの軸に対する角度を求めます。例えば、XY平…

2つのベクトルのなす角

バイオメカニクスでは2つのベクトルのなす角を求めることが求められます。例えば、関節角度です。今回はその方法の1つである余弦定理を用いた方法を紹介したいと思います。余弦定理とは、高校生でも知っているあの余弦定理です。余弦定理の詳細については…

WindowsとMac

Matlabを使うにあたって、OSによる悩みがあるのではないかと思います。 ほとんどの方はWindowsを使っているでしょうからあまり困ることはないでしょう。しかし、研究者にはMacが多いということも耳にします。また、Macが使いたいという方も多いのではないで…

データの取り扱い

スポーツバイオメカニクスの分析のためにMatlabを使う場合、まずはデータの扱い方から勉強しなければなりません。バイオメカニクスでは主に座標値のデータを扱います。X、Y、Zそれぞれの座標データがポイント数分あります。基本的にディジタイズで得られた座…